平成生まれのぼちぼち筆記帖

平成生まれの筆者が思ったことをそのまま書き残します。

ハッピーバレンタインってなんぞやと。

お久しぶりです、筆者です。

クリスマスを含めれば西洋の行事が日本に流入してきたのはウン十年前になりますが、殊更にイースター・ハロウィン・バレンタインが伝播はここ10年くらいなのではないでしょうか(※あくまで私見です)

 

チョコレートを買いに走る、前日は工場と化す人々が絶えないなどと耳にするようになった今、バレンタインは一大行事であると言えのではないでしょうか。

 

さて、今年のバレンタインは去年までと違うぞと感じたのはこのエピソードでした。

togetter.com

 

日本独特な文化である「義理チョコ」に対して一石を投じるものでした。実際、用意するのは非常に面倒であり女子校に通う親戚はこれプラス独自ルールが入ってさらにややこしいらしいです。

何はともあれ、祭りには変わりありませんので楽しむに越したことはないです。残念ながら筆者は楽しめませんでしたが。

ここで題に戻ります。

これ、ここ2年くらいに作られた造語なのでは?

 

 

 

そう感じた具体的理由

1.バレンタインデーの成立から

2.日本の独特の文化から

 

1としては、バレンタイン司祭のお話です。

(前略)キリスト教の司祭だったウァレンティヌスバレンタイン)は、婚姻を禁止されて嘆き悲しむ兵士たちを憐れみ、彼らのために内緒で結婚式を行っていたが、やがてその噂が皇帝の耳に入り、怒った皇帝は二度とそのような行為をしないようウァレンティヌスに命令した。しかし、ウァレンティヌスは毅然として皇帝の命令に屈しなかったため、最終的に彼は処刑されたとされる。(中略)この日は祭日となり、恋人たちの日となったというのが一般論である。

 ここの由縁を汲んでいればハッピーなんていう単語が使われる点に違和感を覚えるのではないでしょうか。

 

2として、GODIVAが挙げるくらいの日本特有の義理チョコという文化です。

「バレンタイン事情2016」調査 バレンタインデーもダイバーシティの時代へ!?いろんな人が日頃の気持ちをチョコに託して、コミュニケーションを深める、「シェアチョコ※」が人気!! | 【公式】グリコ

10代・20代においては「友チョコ」や「義理チョコ」に代表される本命以外のチョコレートが大半を占めるわけですがこれは日本独特の文化として根付いています。知人同士であれば由来など確かめている間もなく、ハロウィンのようにハッピーという言葉が付こうと気にしないのではないでしょうか。

 

なんとなくハッピーバレンタインがしっくりこないので、しばらくは自分で使う気にはならないです。言葉なんてそんなもの、とも思いますが自分が使う言葉くらいしっかり選びたいものです。